キャンプ場10:23−10:44休憩展望所−11:03コル−11:09分岐−大池−11:50道後山山頂12:02−12:18コル−12:28岩樋山山頂12:41−12:55展望所−13:08キャンプ場
今日は道後山(どうごやま1269m)を訪ねる 道後山を訪ねるのは2012/10以来だ
登山支度をして出発する 駐車場は風の通り道になっているのかビュービューと吹いている ハナニガナやブタナが花を咲かせているが 折れてしまわないかと思うほど揺れている 片手で揺れを抑えてパチリ 花が咲いていた事がわかれば良い 駐車場から樹林の中をショートパスして登山道へ 樹林に入れば風は吹いてこない登山道は車が走れそうな幅がある砂利道 ウツボグサ キツネノボタンを見つけたが花は少ない セミの鳴き声が賑やかだ 時折陽が射しこむ 陽が出たり翳ったり半々程度か ルート右手にオタカラコウが咲く場所がある 葉を確認出来たが花は花芽の兆候すら伺えない ダイコンソウ チダケサシが花を咲かせていた
ルートは樹林帯に入る 石段があったり 擬木の階段があったりする 雰囲気のある風情だ ヤマアジサイがぽつぽつと顔を見せる ミズタビラコ ダイコンソウ シシウドが花を咲かせていた シシウドは大型の花で私の背丈程ある 薄暗い樹林の中で一際目立つ 放射状に咲いている白い花は味がある
左手に展望所が現れる 展望所から駐車場を見渡せた記憶があるが樹木が繁っていて見えない 記憶間違いで岩樋山からかも知れない 岩樋山山頂からの下山ルートから駐車場を伺う事が出来た
展望所の周辺にウツボグサが花を咲かせ 展望所の屋根にかかるようにカマツカが実をつけていた ミヤマタニソバが小さな花をつけているのを見つけ 分岐に出る 左に行くと岩樋山 右は岩樋山を巻いて道後山に登るルートで道後山近道の標識がある 道後山の方向へ進む
樹林の中の平坦なルート 木漏れ日が射しこんだり 翳ったり なかなか気持ちが良い アカショウマ ヤマアジサイ コバノフユイチゴが花を咲かせ サワフタギ ソヨゴ ヒメウツギの実を見つける ヒメウツギはウツギと似たような形をしてずっと小さい ユキザサの実かな? それにしては少し違うようだと思ってカメラに撮ったもの 撮った時は何か認識していなかった 帰宅して画像を見て ユキザサとは違う事がわかり 調べたところヒメウツギと判明したもの 何だかわからなくてもマクロで撮っておくと、こうして新しい出会いが出来る
ルートは左にカーブするようになり草原に出て 見晴らしが良くなる 前方に見えてくるのが道後山だ 日当たりが良くなると花も顔を見せてくれる ノアザミ トリアシショウマ オトギリソウ ウツボグサ オオバギボウシと顔を見せてくれて分岐に出る 分岐は岩樋山と道後山のコルとなっている まずは右へ進み道後山を目指す
草原の中のルート シシウドが固まって花を咲かせ サワフタギやタニウツギ アカモノ シラタマノキなどの実 オオバギボウシがあちらこちらで顔を見せる ワレモコウ ヒヨドリバナ そしてハンカイソウの花芽を見て湿原への分岐に出る
ここを直進すれば道後山 湿原へ向かえば 湿原を経由して道後山を半周巻く形で道後山へ導かれる 花が楽しみなルート 分岐のすぐ先に黄色い固まりが見える 近づいて見るとハンカイソウだ 先ほどは蕾だったがここでは咲いていた シコクフウロ シシウド ハナニガナ ムラサキツメクサ カワラナデシコ ヤマツツジ イタドリ オオバギボウシ ノアザミ ミヤコグサ ノイバラと花を見ながらルートを行く
足元が湿原のような感触のところに出る 比婆山の湿原でモウセンゴケに出会った 最初わからなかったものがこれがそうだとわかるようにあると次から次と見つけられた そうした事が無いかとしゃがんで見る モウセンゴケとは違うが小さな花のようなものを見つける カメラが焦点を合わせてくれるか心配だったので数枚撮る やはりピントが合っていないものが多かったが 花弁が5枚あり黄色い花という事がわかる 四季の山野草のサイトで調べる コケオトギリとわかる 確かにオトギリソウと良く似ている
数分で左手に池が見える 大池だ 梅雨が明けたばかりで随分と水が溜まっている 水が無く湿原となっている時もある 周辺にフェンスがありルートから見る形となる コケオトギリが咲いていた付近から、コバギボウシ ハンカイソウ チダケサシなどが顔を見せる 大池の方を見ると、池の周辺に黄色い花が沢山咲いている きっとハンカイソウだろう 湿原にはコバギボウシが群生しているところがあった いずれの花もルート脇にも顔を見せてくれた ヤマボウシ ウツギ ツルアジサイ サワフタギ マユミ コマユミは実をつけていた 湿原の脇に白い花 なんだろうと良く見ると オカトラノオだった ウツボグサも固まって咲いていた
大池を過ぎたところにハンカイソウが固まって咲いているところがある 陽射しを受け輝いていた オオバギボウシやヤマジノホトトギスも咲いていた
湿原の花を楽しみ ルートを行く 左に曲がるようになり 傾斜もついてくる ササユリが顔を見せる 蕾だけど元気が無い 少し先に花の形をまだ留めているササユリが2輪 ピークを過ぎておりこの暑い中を お疲れ様と言ってやりたくなる オオバギボウシ アカモノの実 ウツボグサ ミヤコグサ イワニガナと花を見ながら登って行く 左にカーブして山頂が見えるようになったところにちょっと変わった花 調べてキバナノカワラマツバと判明した 葉に特徴がある 私には初めての出会いだ
山頂が見えてくると共に風がすごい 帽子を飛ばされないよう手に持って登って行く 昼食休憩されておられる方 山頂を降りようとされる方など結構賑わっている 広々とした笹の草原である ユウスゲ ハンカイソウ オオバギボウシが頭を出し揺れている カワラナデシコ ツリガネニンジン ワレモコウ ブタナ等も顔を見せてくれる 山頂標識の周辺にはホソバノヤマハハコが花を咲かせていた この姿は記憶にある
昼食をしながら周辺をうろうろする 下山されるグループが見える 少し方向をずらすと先ほど歩いてきた大池を俯瞰出来る シロバナニガナやコナスビを見つける 風が強いので記念写真は見合わせ岩樋山へ向かう
草原の中のルート 場所によって風の勢いは異なる オトギリソウ カワラナデシコ ホソバノヤマハハコ シコクフウロなどを見ながらルートを行く 少し下って登り返し また下って行く 湿原への分岐を過ぎ コルを通り 岩樋山へ登って行く シラタマノキ キバナノカワラマツバを見つけたり オオバギボウシやシシウドの咲く景観を楽しみ岩樋山山頂に出る
山頂はやはり風が強い 岩樋山の山頂は花が多い キバナノカワラマツバ カワラナデシコ シコクフウロ オオバギボウシ ユウスゲ ウツボグサなどが固まって咲いている カワラナデシコが風に耐えていた 可愛らしい花だがしっかりしている
山頂から少し行くと風が弱まる この様子なら記念撮影が出来るだろうとオオバギボウシ カワラナデシコ ユウスゲと一緒にカメラにおさまる そして下山する
下山ルートから駐車場を見る事が出来た ルート脇にトウバナ アキノキリンソウ キバナノカワラマツバを見て樹林のルートに入る 樹林の入口でナツグミの実を見つける 橙色をしていた また 樹林の薄暗い中にコバノフユイチゴが白い花をぽつぽつと咲かせているのは目立った 登ってきたルートと合流 展望所を経由して駐車場に戻る
台風11号は四国を縦断して倉敷市に再上陸した 台風の進路に倉敷市の地名が全国ニュースに流れる事は滅多に無い その台風は過ぎ、太陽が戻ってきた 帰路で知ったのだが、今日7/20中国地方は梅雨明けとなった由青空の下倉敷を出発 祝日であり車の流れは順調 川辺橋の信号を停まる事なく抜けられた これは、滅多に無い幸運 総社大橋も無事に抜け 高梁川に沿って車を走らす 豪渓泰橋入口温度26℃を見て 180号へ左折 高梁 井倉 新見と走って行く 井倉26℃ 新見28℃と温度表示を確認 新見インターチェンジを過ぎ 少し走り 三叉路を左にとり182を行く 新見トンネルを抜け 田園地帯を走り東条へ 東条で314に乗り 今度は山間部のドライブを楽しむ 小奴可に近づくと前面に猫山が見えてくる 今日は山頂付近にガスがかかっている 小奴可の街並みを過ぎたところに猫山スキー場を示す案内があり 案内に従って右折する 道なりに走って行けば良いのだが T字路を左折する箇所がある 帰路その場所を間違えないよう確認しておくと良い あとは道なりに走って行くと 猫山スキー場を見てすぐ先に 猫山登山口がある 今日は登山口に10台を越える車が駐車しており 大勢の方が登山支度をされていた 気にはなるが 今日はゆっくり道後山を楽しむ予定で来たので 登山者を左手に見ながら走って行く
すぐに183に出る 右折してすぐに右折して道後山を目指す 県道250と地図には記載されている 途中狭い所があり対向車に留意して走る また片側1車線の幅広の道路となり 道後山の施設があるところに出る ここからまた狭くなる 対向車と出会う事なく無事、標高1080mの月見ガ丘駐車場に着く すでに10台以上駐車 登山準備をされてる方も見られた 駐車場での車載温度は23℃ 薄曇
帰路 倉敷に入る所で大渋滞に遭遇した 総社方面から川辺橋の信号を抜けられる車が一つの信号当り数台という状況 信号の出口で詰まっている 交通事故でもあったのかと思い、辛抱しながら流れに従う(従わざるを得ない)川辺橋を過ぎた次の信号の少し先で交互通行をしている 何の為かと見ると 道路の除草作業 除草の為の車が1台 作業者2,3名 前後に車の整備をしている作業者がそれぞれ1名 除草作業は良く見る作業 だが こんなに車を停めて作業することはおかしい 対向車(倉敷方面からの車)は延々と大渋滞 朝のラッシュどころでは無い 酒津の信号でも数珠繋がり 伯備線の踏み切りまで渋滞は続いていた 酒津でも公園の土手沿いに渋滞しているのが見えた どこまで繋がっていたのだろう もっと考えて作業して戴きたい