標高 1269m 難易度 ☆
登り71分 下り62分(岩樋山経由) 広島県
倉敷からの距離 130Km
登頂日 2017/05/07 ガイドブック ABDEH写真 動画
キャンプ場8:09−8:28休憩展望所−8:45コル−8:50分岐−9:03大池−9:20道後山山頂−9:42コル−9:52岩樋山山頂10:02−展望所−10:32キャンプ場
登山
今日は道後山(どうごやま1269m)を訪ねる 5月の初めにここを訪ねるのは初めてだ どんな花に出会えるだろうか
登山支度をして出発する セイヨウタンポポが幾つか顔を見せていたがそれ以外花は見つからず樹林帯をショートカットして幅広の登山道へ出る ミヤマキケマン クロモジが花を咲かせているのを見つけたが数は少ない 標高1000mとなると春が訪れるのは時間がかかりそうだ 小鳥の鳴き声は聞こえてくるもののまだ声に張りが無い オタカラコウが咲くスポットがある 湿原とはなっていないものの水利は良いのだろう そこにはヤマネコノメソウ ボタンネコノメソウ ミヤマキケマンが花を咲かせていた
平坦なルートから擬木の階段のあるルートとなり周辺の雰囲気が変わってくる ミヤマカタバミがあちらこちらで顔を見せるもののまだ寝ている オオカメノキが白い花を咲かせているのを見てルートを行くと 休憩展望所に出る ここから駐車場が見えた記憶があるが木の枝が伸び展望は得られなかった
ルートを行くとすぐに分岐がある 左岩樋山 右道後山 岩樋山は帰路に寄る事にして道後山へ向かう 岩樋山の裾野を巻いて岩樋山と道後山のコルの位置に出るルート 高低差は殆どない ヤマヤナギ オオカメノキ クロモジが時々顔を見せてくれる ルートは左にカーブすると視界が広がり道後山が見えてくる 足元にダイセンキスミレ ショウジョウバカマを見つける事が出来た そしてコルに出る
コルからは岩樋山 道後山など山並みを伺う事が出来る 草原の中のルートで視界が広がり気持ちが良い ここでもダイセンキスミレとショウジョウバカマに出会う この辺りにシラタマノキがあった筈と何か見つけられないか留意しながら登ったが、花らしいものを見つける事は出来なかった
コルから5分程登ったところに分岐がある 分岐を右にとり大池へ向かう 花を期待していたがダイセンキスミレが所々で顔を見せてくれた程度と少ない リョウブやタニウツギの実がまだ形を留めている クロモジ ヒメヤシャブシが花を咲かせているのを見て 大池に出る 小鳥の鳴き声に混ざって蛙の鳴き声が聞こえる 録音しようと近づくと気配を感じたのか鳴きやむ しばらくじっとしていると 探るようにして鳴きだしてきた 一歩動くとぴたーっと鳴きやむ 気持ちよく合唱しているところ失礼しました
大池の先に白い花が見えた 多分オオカメノキだろう 池の畔には花は見られなかった 大池を後にルートを行く クロモジ アセビを見つけルートを行く ルートは草原となり左にカーブし登って行く 分岐に出る 右持丸山登山口1.5kmと記載がある 左道後山0.2km 分岐を左にとり道後山へ向かう
ダイセンキスミレがぽつぽつと咲いているのを見ながら登って行くと山頂が見えてくる すでに登られた方が休憩されているのを伺う事が出来る 山頂標識に出る 標高1269mと記載されている 標柱の周りにもダイセンキスミレが咲いていた
大池を俯瞰できるよう南側斜面へ移動し大池を確認する その先には猫山を伺う事が出来る すぐにルートを岩樋山へ向かう なだらかなアップダウンを行く 道後山のピークはふたこぶのようになっており こぶの先に岩樋山があり道後山山頂からは見えない こぶを越えると岩樋山に連なる尾根が広がる 道後山から岩樋山まで草原のルート 登山している人をあちらこちらで見る事が出来 何人もの方とこんにちわと挨拶を交わしすれ違う
花はダイセンキスミレ ショウジョウバカマ 岩樋山周辺ではミツバツチグリも顔を見せていた 草原のルートを降りて行き 大池への分岐に出て 登ってきたルートをたどりコルに出 そこから岩樋山へ登る そして岩樋山山頂に出る
岩樋山山頂は標高1271mで道後山より少し高い 山頂広場にはダイセンキスミレが固まって咲いている 花と一緒に記念写真を撮る そして景観を楽しみ下山する
岩樋山をルートに従って降りてゆくと 休憩展望所手前の分岐で登りのルートと合流 そこからは登りと同じルートを戻り月見が丘駐車場に 駐車場はかなり車が増えていたが駐車スペースにはまだ余裕が残っていた
アプローチ
今日も早起きして出かける 5時はもう明るい 車載温度は17℃ 雲の隙間から薄日が漏れる 酒津から高梁川沿いを走る 川辺橋 総社大橋と抜けてゆく 車は少なく 高梁川の川面が広がり実に心地よい 倉敷の市街地を抜けるとどんどん気温は下がってゆく 豪渓泰橋入口は11℃ 随分と違う 橋を渡り、信号を左へ曲がり180号を北上する 高梁川の流れに沿って北上しているのだが川の景観を楽しめるところは少ない 高梁 井倉 新見と走って行く 井倉11℃ 新見14℃ 新見インターチェンジを過ぎ 高速道の下を抜けたあと三叉路を左折して182へ 新見トンネルを抜け東条へ向かう 182は高低は少なく田園の中の景観を楽しみながら走って行ける 東条から314に乗る 今度は高低やカーブが多く 山間部のドライブ 形の良い山容を楽しみながら走る 小奴可に出ると、正面に猫山が見えてくる 小奴可市街地を抜けたところに猫山スキー場を示す案内があり 案内に従い猫山へ向かう 猫山スキー場を過ぎた地点に猫山登山口があり今日は1台車があった 183に出て右折し すぐにまた右折し道後山へ向かう 途中すれ違い困難なところがあるが対向車は無く 標高1080mの月見ガ丘駐車場に 8時を過ぎた時間だがすでに4台駐車 登山支度をされているグループも見られた 駐車場は車載温度計で12℃