標高 1269m 難易度 ☆
登り89分 下り65分(岩樋山経由) 広島県
倉敷からの距離 129Km
登頂日 2023/06/10 ガイドブック ABDEH写真 動画
月見ケ丘駐車場7:29−7:51休憩展望所7:53−8:16コル−8:25分岐−8:38大池−8:56分岐−9:00道後山山頂9:07−9:28コル−9:40岩樋山山頂−9:57展望所−10:12駐車場
登山
今日は道後山(どうごやま1269m)を訪ねる
登山支度をして出発する 駐車場のトイレは相変わらず閉鎖され利用できない状態 駐車場入口に標識*1)が設置されているが そちらには寄らずすぐに登山道へ向かう 樹林の中を横切るようにして幅広の登山道へ出る 道後山登山は今回で18回目を数えるが6月に訪ねるのは初めて どのような花に出会えるか楽しみだ 早速タニウツギ ウツギの花芽が顔を見せてくれるが足元の草花は見られない やっとクルマバソウを見つける 陽射しが得られるところに出るとヤブデマリ キケマン ノアザミ コナスビが顔を見せる
ルートはオタカラコウが咲くスポットに近づく 花はまだだが丸い葉が幾つも顔を見せていた
平坦なルートから擬木の階段のあるルートとなり周辺の雰囲気が変わってくる ヤマアジサイの花芽 ウワバミソウ ミズタビラコ オオヤマフスマ クルマバソウ コバノフユイチゴ ダイコンソウなどを見つけながらルートを行くと 休憩展望所に出る 展望所の近くにカマツカが咲いておりいい香りがした そうそう虫がすごい、駐車場でドアを開いた途端小さな虫が襲うようにやってくる ここまで来るまで絶えず虫に悩まされてきた こここは特にすごかったので虫の事を思い出した 休憩所前の広場にはウマノアシガタ ムラサキサギゴケが咲いていた
ルートを行くとすぐに分岐(分岐Aとする)がある 左岩樋山0.7km 右道後山近道1.7km 岩樋山は帰路に寄る事にして道後山へ向かう 岩樋山の裾野を巻いて岩樋山と道後山のコルの位置に出るルート 高低差は殆どない コバノフユイチゴ クロモジ*(*は実を意味する) ヤマアジサイの花芽 ツルシキミ* ガマズミ ハナニガナ タンナサワフタギなどが顔を見せる ルートは左にカーブする 視界が広がり道後山が見えてくる レンゲツツジ タニウツギ コマユミ サワフタギ アキグミなどが顔を出す そして、コルに出る
コルの左手が岩樋山 右手道後山である 分岐を右にとり道後山へ向かう 笹原の中のルート ルートは整備され刈られた笹などがルートに散乱している サワフタギ ツルアジサイ ヤマボウシ タニウツギ アカモノ ヒメハギ オオヤマフスマなど次々と顔を見せてくれる シラタマノキの花に出会えないかと下調べをしてきたが残念ながら見つける事は出来なかった 右手を見ると雲海が見える 猫山が雲間に浮かんでいる アプローチで急にガスが消えたと書いたが消えたのではなくガスの層を抜けたのだった
大池に向かう分岐に出る 分岐を右に折れて草原の中のルートを行く ムラサキツメクサが幾つか顔を見せてくれた程度で花は少ない ルートは低灌木のルートとなり植生が変わる ルートは整備され小枝なども切られ歩きやすい ヤブデマリ サワフタギ アキグミを見て大池に出る
池の周辺にオレンジ色の塊が見られたのでズームで撮るとレンゲツツジだった 池には近づけない 池を左に見てルートを行く ツルアジサイ ゴマギ サワフタギ タニウツギ ツタウルシなどが咲いていた ここで前回訪ねた時に泥水の中に足首まで埋まるトラブルを経験した 相変わらず水が出ている 足元を確かめながら無事通過 ああ良かった
低灌木樹林のルートは続く コナスビ ヤマツツジなどを見てルートを行く 左にカーブして草原ルートの登りとなり山頂を目指す 景観が広がり右手方向に幾重もの山並を伺う事が出来る 足元にはウマノアシガタ コナスビが咲いていた 分岐を左へ折れる
草原が広がる緩やかな登り オオヤマフスマを見つけるが花はほとんど見当たらない 笹原にも花を見つける事は出来なかった 山頂に近づくと猫山ならびに雲海が見えてくる 山頂に出る 山頂周辺にムラサキサギゴケ ハナニガナ ウマノアシガタ ノアザミが咲いていた 猫山ならびに雲海を背景に記念写真を撮り下山する
帰路は岩樋山を経由する 山頂から岩樋山の方角にルートをとりなだらかなアップダウンを行く ショウジョウバカマ*が残っていた 岩樋山が見えてきて下りの傾斜が少し強くなる 足元に留意しながら右に左に好きなルートを選びながら降りて行く 幾筋もあるようだがいずれ合流する アカモノがあちらこちらに顔を見せ楽しませてくれる シラタマノキが咲いていないかここでも留意していたが見つけられなかった イワカガミがまだ花の形を留めていた 大池への分岐に出る ここからコルまでは登ってきたルートを降りる コルからは分岐を直進し岩樋山を目指す
ツルアジサイ タニウツギ アカモノなどを見ながら山頂に出る 山頂標識には岩樋山1271mと記載されている 道後山は1269mなので2m程高い ここからは360度の景観を楽しめる
すぐに下山する 下山ルートから月見ケ丘駐車場を見る事が出来る ズームで撮る 駐車している車は随分増えた ヤマヤナギ* ヤマボウシ ミヤマガマズミ コバノフユイチゴなどを見ながら降りて行く そして分岐A(左岩樋山0.7km 右道後山近道1.7km 地点)に出る あとは登ってきたルートを降りる ここまで十数名の方とすれ違い挨拶を交わす 駐車場はかなりの車 駐車場入り口標識の近くに団体が集まっていた これから登るのであろう 車載温度は24℃を示していた 陽射しを受けて蓄熱していたようだ 猫山登山口付近に降りてきたら21℃になっていた
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*1)駐車場入り口の標識
写真に撮って良く見ると 道後山遊歩道案内図 となんとか判読 その下にも文字がありそうだが判読出来ずない
道後山 岩樋山 休憩所 大池 のイラストがある その先に山があるが大山だろうか
標識右柱に 登山者の皆様へ 道後山の大切な山野草をみんなで守りましょう 管理者 と書いたもの貼り付け
左上に山野草の名前のリストがあるが全く判別出来ない
左柱に ようこそ道後山へ 登山口 NPO法人西条町観光協会 と書いたもの貼り付け
アプローチ
明るくなり始めた頃、倉敷を出発する車載温度18℃ 酒津から高梁川沿いを走る 高梁川に沿って走るのは久しぶりだ 川辺橋 総社大橋と抜けてゆく 豪渓泰橋入口16℃を確認し、信号を左へ曲がり180号を北上する 井倉18℃ 新見20℃ 新見インターチェンジを過ぎ 高速道の下を抜けたあと三叉路を左折して182へ 新見トンネルを抜け東条へ向かう 東条から314に乗る 182の田園ドライブから314は山間ドライブとなり それなりに楽しめる だがガスが出て景観を楽しめない 小奴可に出ると、正面に猫山が見えてくる筈だが、今日は全く見えない 猫山スキー場を示す案内を見て右折したいのだが確認できないまま、記憶を頼りに右折する 猫山へ向かうルートに乗っている事が確認出来安心する しばらく走ると突然ガスが消え周辺が見えてくる 猫山登山道入口を過ぎ 183の少し手前で右折し すぐにまた右折し道後山へ向かう 途中すれ違い困難なところがあるが対向車は無く 標高1080mの月見ガ丘駐車場に 駐車場は車載温度計で15℃ 駐車場は一番乗り すぐに2台続けてやってきた