駐車場7:04−7:08登山口−7:13合流−_800mH−7:43分岐−7:51前山分岐7:54−7:58十字路_860mH−900mH−8:16八合目−8:24展望岩−8:28星山8:35−8:42八合目−900mH−8:51十字路_860mH−8:56五合目−9:19西登山口=9:53東登山口=9:55駐車場
今日は星山(ほしがせん1030m)を訪ねる登山支度をする ネムノキが花を咲かせていたが足元には花は見られなかった 爪ケ城の熊の事もあるので、しっかり鈴を設定する 駐車場入り口に星山・櫃ケ山縦走路ルートマップと書いた案内を見て出発する
駐車場を出て山に向かって自動車道を行く 道路左手斜面にノギランが幾つも顔を見せてくれる 周辺はガスで覆われ、山容を伺う事は出来ない 道路を少し行きビジターセンター入り口があったT字路を左に折れる すぐに星山登山道東口と書いた標識が設置されているところに出る 近くにオトギリソウが咲いていた
登山口から丸太の階段を登って行く 左、右とカーブしルートを行く 時折薄日が射し、ガスが晴れるのではと期待される オトコエシの花芽を見つけ、丸太の階段を登って行く 階段を過ぎると平坦なルートとなり土の感触を楽しむ
ルートを行く ビジターセンターと書いた標識から緩やかな登りが始まる ルートには植樹のつどい*1)と書いた案内板があり もう少し登ると勝山美しい森「植樹のつどい」メッセージ集*2)と書いた案内板がある 少し変わった花を見つけた ツルに咲いていたのでサルトリイバラかなと思って撮ったがGoogleLensにコイケマと教えて頂いた(コイケマかイケマか判別怪しい 葉で判断したがどうだろう)つづいてウツギ*(*は実を意味する) タニウツギ*を見つけた
ガスは相変わらずで山容を伺えないまま、樹林のルートに入る 何回かアップダウンをこなして行く 何だろうと思う花芽を見つけたがピントがあっておらずGoogleLensも判断出来なかった ヘクソカズラ ガマズミ* ムラサキシキブが顔を見せてくれた 倒木があったが標高800mと書いた小さな標識は見つからなかった まだ先かなと思ったが、見つからないまま分岐に出た
恒例に従って、直進するルートを行く 右手に見える筈の星山や櫃ケ仙に繋がる尾根のピークは全く見えない 薄日が射してきた ぐっと暑さを感じる 陽射しが隠れるとほっとする オオバギボウシが顔を見せる 堂々とした花 咲き始めで蕾を沢山つけていた 花芽も近くに顔を出していた そして分岐に出る ここで寸時麦茶休憩をとり喉を潤す 近くにオカトラノオが咲いていた
前山には寄らず、星山へ向け樹林の中を降りて行く リョウブ*を見て、特徴のある木々の中を降りて行く この雰囲気が好きだ 花はみつからなかった
ルートを降りたところは十字路となっており 左手からの西口登山道と 右手からは前山バイパスルートと合流する 標識には標高860mと記載されている 東口(美しい森)トラバースルートと書いた標識が設置されている 帰路は西口登山道へ降りる予定
十字路からは幅広のルートになる 増々ガスが濃くなる中を登って行く ひと頑張り登ると、樹林から抜け笹原のルートになる笹が茂っており、ルート幅がぐんと狭くなるものの、ルートはしっかり見えている オオバギボウシ ノアザミ オトギリソウ ウツボグサが顔を見せ 八合目の標識に出る 振り向いてもガス、前方もガス 足元を見ながら、ジグザグに登って行く ウツボグサ オオバギボウシがあちらこちらで顔を見せてくれる 展望岩と呼んでいるところに出るも全く眺望は得られない ルートに戻り山頂へ向かう カワラナデシコが幾つか固まって咲いているのを見て 山頂に出る
残念ながらガスは晴れず全く眺望は得られない マユミ* ヒヨドリバナを見て 山頂標識のところで記念写真を撮り下山する 写真を見ると結構汗をかいている
下山は登ってきたルートを戻る 途中ご夫婦連れと出会い挨拶を交わす 3日山登りをしたが初めて人と出会ったとの事 昨日は櫃ケ山を登られた 山口から来られたとの事 楽しんでくださいと言い分かれる 十字路のところまで戻り そこから西口の標識に従って右手樹林の中を降りて行く
前回訪ねた時(20240504)にここを降りているので、安心してルートを降りてゆく 連日の雨で滑りやすい 杉の小枝に覆われているルートを選び、慎重に降りてゆく 5分程降りたところに五合目と書いた標識に気づく 標識の字は登ってきた方角から見えるように設置しているので 振り返って見てわかったもの
前回の記録にも書いたが 最初に訪ねたのが1995年(19950729) この時の記録に五合目の記載が無いかチェックしたところ 下記の記載があり 懐かしく思い出す−−−−−−−−−−−−19950729の記録から−−−−−−−−−−−−−−−
最初に花一輪あり オレンジ色の花が、玄関先に生けてあるが如きタイミングで眼を引きつける クヌギの林(余り美しくはない)を抜けると渓流が聞こえる 渓流に手を浸けると冷たさが心地良い 桧の林になる 桧林は好きだ、土地がやさしく、また小枝がクッションになり、絨毯の上を歩く心地がする また 暑い太陽を遮ってくれて、涼しさを増してくれる 登りは結構急勾配 一歩一歩足下を確かめながらゆく 渓流の音が聞こえなくなると 5合目の立て札が しばらくすると、クマ笹の道になり、枯れた笹の上を歩く 8合目から2カ所大きな岩が現れる また視界も開ける 涼しげな風が吹いてくれる
−−−−−−−−−−−−19950729の記録ここまで−−−−−−−−−−−−−−−
五合目から5分程降りたところにも登山道を示す標識があるのを確認して降りてゆく せせらぎの音が聞こえてきて星山国有林と書いた大きな案内板のあるところに出る そして、渓流に沿って降りてゆく オカトラノオ ウツギ* ヤブデマリ* ムラサキシキブ サルナシ* キツネノボタンなどが顔を見せてくれる ルートは茂った笹を切り払った様子が見られる 茂った状態だと、抜けるのは結構きついと思われ、切り払って頂いたことを感謝しながら抜ける
ルートは開発の為作られたと思う拡幅された道に出る 拡幅された道は左手の山の斜面を登っているが そちらへは行かず低い方へ降りて行く 数分歩くと舗装された林道が見えてきて 西登山口に出る この間 ヤブデマリ* カタバミ ホタルブクロ ムラサキシキブ ガマズミ* フシグロセンノウに出会う フシグロセンノウはここで初めて出会った花 当時はGoogleLensなるものは無かった 花の本を開いて、写真と見比べ 名前を知ったものだ
西登山口には5台程駐車可能な駐車場があり 星山・櫃ケ山縦走路ルートマップと書いた大きな案内板が設置されている 案内板には林道も記載されている
あとは林道を花や実を楽しみながら東登山口へ向かう 前回訪ねた時にウワミズザクラに出会った 実を見つけられないかと留意しながら林道を歩いたが残念ながら見つける事が出来なかった 林道でもガスが濃く 判断し難かった それでも ヤブデマリ* ウツギ* ヒヨドリバナ ホタルブクロ オトギリソウ ミヤマガマズミ ダイコンソウ アカメガシワを見つける事が出来た
そして東登山口に出 駐車場に戻る 駐車場には山口ナンバーのキャンピングカーが増えていた 車載温度は24℃だった
そうそう 小さい虫がうるさく顔の周りを飛び回っていた 虫避けのネットを用意していたが まあなんとかなるのでネットを使わないでいたが帰宅してから首や耳が痒い わからない内に刺されたようだ−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*1)植樹のつどい
このつどいは、ボランティアによる森づくり活動を通じて、森林の働きに対する理解を深めるとともに、世代間の交流の中で共に生きる力を育むため、社団法人岡山県緑化推進協会の緑の募金交付金を受けて実施しました。(平成12年11月12日)
*2)勝山美しい森「植樹のつどい」メッセージ集
育てよ緑(久世町 森脇玄吉)
自然を大切に(勝山町 いそだゆみ)
風雪に耐えて百年生き抜こう(勝山町 山浦圭介)
緑を増やしてその中で(勝山町 戸田小一)
千年生きてね(勝山町 黒田絵美)
山の四季小鳥喜び舞い遊ぶ(久世町 村上 明)
花が好きです(勝山町 いながみゆうこ)
緑をふやそう(勝山町 生内由佳)
大樹になって里人・小鳥を守れ(勝山町 樋口定夫 樋口芳男〉
緑が好き(勝山町 頭応和樹)
不伐の森林づくりをめざして(勝山町 小林寿満夫)
早く大きくなって実をつけてね(勝山町 原田清士)
この土地にしかと根を張り二十一世紀の大空に伸びてゆけと祈りながら(久世町 松岡 実)
薄っすらと明るくなる頃、倉敷を出発 車載温度13℃ 吉備路429を行き 県道271を経由し 足守の手前で再度429に乗る 吉備中央町 加茂川と走る 加茂川道の駅で小休憩車載温度8℃ 小森温泉 旭川ダムと走る 旭川ダムは定常水位を維持している 旭町で県道30へ左折 旭川沿いを走る 落合入口14(車載温度10)℃を確認し313に合流 落合 久世 勝山と走る 勝山11℃ 神庭の滝の標識に従い、三叉路を左に入る 神庭の滝手前で星山登山口と書かれた標識に従い右折する あとは標識に従い走り、広い駐車場に駐車させて頂く どなたも駐車していない 車載温度11℃