標高 1269m 難易度 ☆
登り101分 下り65分(岩樋山経由) 広島県
倉敷からの距離 129Km
登頂日 2024/07/29 ガイドブック ABDEH写真 動画
月見ケ丘駐車場7:39−8:03休憩展望所−8:25コル−8:37分岐−8:56大池−9:16分岐−9:20道後山山頂9:29−9:45分岐−9:49コル9:51−10:01岩樋山山頂10:02−10:20展望所−10:37駐車場
登山
今日は道後山(どうごやま1269m)を訪ねる
登山支度をして出発する ブタナが咲いていた 駐車場のトイレは利用できる状態になっていた 駐車場入口に標識*1)が設置されているが そちらには寄らずすぐに登山道へ向かう 樹林の中を横切るようにして幅広の登山道へ出る 早速ダイコンソウ キツネノボタンが顔を見せてくれる ダイコンソウが多く次々と顔を見せてくれる イタドリ ヤブデマリ*(*は実を意味する)も顔を見せてくれる
ルートはオタカラコウが咲くスポットに近づく 花はまだだが丸い葉を見せていた キンミズヒキが一輪咲いていた
平坦なルートから擬木の階段のあるルートとなり周辺の雰囲気が変わってくる ヤマアジサイ* ミヤマタニソバ キツネノボタン ダイコンソウ ガマズミ* タンナサワフタギ*などを見つけながらルートを行く 鈴の音が聞こえてきて男性お一人が降りて来られる 挨拶を交わし、お早いですねと声をかける 6時半からと答えておられた 先に駐車されていた大阪ナンバーの方だろう
そして休憩展望所に出る 展望所の近くにはコウゾリナが沢山見られたが、まだお休み 帰路では花を開いていた 近くにカマツカの木があるのだが実を見つけられなかった
ルートを行くとすぐに分岐(分岐Aとする)がある 左岩樋山0.7km 右道後山近道1.7km 岩樋山は帰路に寄る事にして道後山へ向かう 岩樋山の裾野を巻いて岩樋山と道後山のコルの位置に出るルート 高低差は殆どない タンナサワフタギ* シシウド ガマズミ* ニガナなどが顔を見せる ルートは左にカーブする 視界が広がり道後山が見えてくる ノアザミ ウツボグサ カワラナデシコ ウバユリなどが顔を出す そして、コルに出る
コルの左手が岩樋山 右手道後山である 分岐を右にとり道後山へ向かう 笹原の中のルート シシウド ツルアジサイ コナシ* タニウツギ* サワフタギ* シラタマノキ* アカモノ* オオバギボウシ ヒヨドリバナ ウツボグサ アカショウマ ノリウツギなど次々と顔を見せてくれる シラタマノキは結構多くあちらこちらで見つける事が出来た
大池に向かう分岐に出る 分岐を右に折れて草原の中のルートを行く ワレモコウ ハンカイソウ ユウスゲ ノアザミ コウゾリナ ヒヨドリバナ シシウド カワラナデシコ ウツボグサ チダケサシ イタドリと次々に顔を見せてくれる ユウスゲやチダケサシがしばしば顔を見せ楽しませてくれる
ルートは低灌木のルートとなり植生が変わる ウラジロハナヒリノキ ヤブデマリ* ヤマボウシ* ガマズミ* ヤマアジサイ*を見て大池に出る ウラジロハナヒリノキはGoogleLensに教えてもらった 可愛い釣鐘状の花である
大池の周辺には残念ながら花らしいものをは見られなかった(近づけないので目視でしか確認出来なかったが) 池を左に見てルートを行く コケオトギリ チダケサシ キンミズヒキ アカソ コバギボウシなどが咲いていた 泥水の中に足首まで埋まるトラブルを経験した場所は相変わらず水が出ている 足跡を追うようにして無事通過
低灌木樹林のルートは続く オオナルコユリ* ウツギ* ハンカイソウ* シシウド ドクダミなどを見てルートを行く 左にカーブして草原ルートの登りとなり山頂を目指す 景観が広がり右手方向に幾重もの山並を伺う事が出来る 今日は遠景も良く見え、大山を確認する事が出来た 足元にはオトギリソウ ユウスゲ ヤマハギ ヤマジノホトトギス ウラジロハナヒリノキ* ヒヨドリバナ キツネノボタン ワレモコウなど顔を見せてくれた ウラジロハナヒリノキ*は判定に自信がない
分岐を左へ折れ、山頂を目指す 草原が広がる緩やかな登り カワラナデシコ ウツボグサ シコクフウロ ホソバノヤマハハコなどを見つけながら山頂に出る 山頂周辺にはホソバノヤマハハコが咲いていた
猫山ならびに大池を俯瞰できる場所がある 笹がルートを覆っていて土は見えないが、なんとなくルートは読める 笹が腰近くまで伸びているが露の付着もなく景観が得られる場所に行けた 笹原にユウスゲが顔を見せている オオバギボウシも咲いている ここで記念写真を撮る
山頂標識まで戻り、下山する 帰路は岩樋山を経由する 山頂から岩樋山の方角にルートをとりなだらかなアップダウンを行く ミヤマコゴメグサが固まりとなって咲いていた ここにもシラタマノキ*が見られ ツリガネニンジンが花芽をつけていた
岩樋山が見えてきて下りの傾斜が少し強くなる 足元に留意しながら右に左に好きなルートを選びながら降りて行く 幾筋もあるようだがいずれ合流する ここでもアカモノ* シラタマノキ*が幾つも顔を見せる ノギラン シモツケソウ ガマズミ*を見つけ 大池への分岐に出る ここからコルまでは登ってきたルートを降りる コルからは分岐を直進し岩樋山を目指す
タニウツギ* アカモノ* シラタマノキ* カワラナデシコ シコクフウロなどを見ながら山頂に出る 山頂標識には岩樋山1271mと記載されている 道後山は1269mなので2m程高い ここからは360度の景観を楽しめる 大山はここからの眺めが良い 道後山山頂からも見えるが草原の先に大山が見える状態で物足りない
山頂周辺を歩き ユウスゲ イタドリ カワラナデシコ オオバギボウシ シコクフウロ ノアザミ トウバナなどを確認し下山する 下山ルートから月見ケ丘駐車場を見る事が出来る 新しく1台駐車場に入って来るのが見えた リョウブ シモツケソウ コバノフユイチゴなどを見ながら降りて行く そして分岐A(左岩樋山0.7km 右道後山近道1.7km 地点)に出る あとは登ってきたルートを降りる
オタカラコウが咲くスポットを過ぎたところでお二人連れと出会い挨拶を交わす 先方からお早いですね と声をかけられた もう10時過ぎているのでどう応えたらよいかわからず ええとだけ言ってすれ違った
駐車場は2台車が増えていた 岩樋山から見ていた車は私の車の近くに駐車しており倉敷ナンバーだった 先ほど挨拶を交わした方だったのかも知れない もう一台は広島ナンバーだった 車載温度は32℃を示していた 陽射しを受けて蓄熱していたようだ 少し走ったら28℃に下がった
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*1)駐車場入り口の標識
写真に撮って良く見ると 道後山遊歩道案内図 となんとか判読 その下にも文字がありそうだが判読出来ずない
道後山 岩樋山 休憩所 大池 のイラストがある その先に山があるが大山だろうか
標識右柱に 登山者の皆様へ 道後山の大切な山野草をみんなで守りましょう 管理者 と書いたもの貼り付け
左上に山野草の名前のリストがあるが全く判別出来ない
左柱に ようこそ道後山へ 登山口 NPO法人西条町観光協会 と書いたもの貼り付け
アプローチ
明るくなり始めた頃、倉敷を出発する車載温度28℃ 酒津から高梁川沿いを走り 川辺橋 総社大橋と抜けてゆく 豪渓泰橋入口24℃を確認し、信号を左へ曲がり180号を北上する 井倉23℃ 新見23℃ 新見インターチェンジを過ぎ 高速道の下を抜けたあと三叉路を左折して182へ 新見トンネルを抜け東条へ向かう 東条から314に乗る 182の田園ドライブから314は山間ドライブとなり それなりに楽しめる 小奴可に出ると、正面に猫山が見えてくる 猫山スキー場を示す案内を見て右折し猫山へ向かうルートに乗る 猫山登山道入口を過ぎ 183で右折し すぐにまた右折し道後山へ向かう 途中すれ違い困難なところが2ケ所あるが対向車は無く 標高1080mの月見ガ丘駐車場に 駐車場は車載温度計で22℃ すでに1台駐車 大阪ナンバーだった