道後山



標高 1269m    難易度 ☆     登り85分 下り63分(岩樋山経由)   広島県
倉敷からの距離    129Km        登頂日 2024/10/24    ガイドブック  写真 動画

月見ケ丘駐車場7:31−7:51休憩展望所−8:09コル−8:18分岐−8:35大池−8:53分岐−8:56道後山山頂9:04−9:19分岐−9:24コル−9:36岩樋山山頂−9:52展望所−10:07駐車場

登山 
 今日は道後山(どうごやま1269m)を訪ねる 
 登山支度をして出発する 近くに黄色い花メマツヨイグサだ 少し先に白い花が目立つ 近づいて見るとウメバチソウだ 流石標高1080m駐車場でウメバチソウに会えた 今日は幸先が良い 駐車場入口に標識*1)が設置されているが そちらには寄らずすぐに登山道へ向かう
 
 樹林の中を横切るようにして幅広の登山道へ向かう 登山道に出るところには色鮮やかな落ち葉 陽射しが得られないのが残念だが広い範囲を覆っており 特注の絨毯の上を歩く感じ
 
 登山道に出て幅広のルートを行く シロヨメナが時々顔を見せてくれが他の花や実を見つけられずルートを行く オタカラコウが咲くスポットでは茎だけが残っていた
 
 平坦なルートから擬木の階段のあるルートとなり周辺の雰囲気が変わってくる ヤマアジサイ*(*は実を意味する)を見つけただけで花はシロヨメナが顔を見せてくれた 石がごろごろしているところがあるので留意して登る そして休憩展望所に出る 展望所の近くにカマツカの木があるのだがもう実は見られない
 
 ルートを行くとすぐに分岐(分岐Aとする)がある 左岩樋山0.7km 右道後山近道1.7km 岩樋山は帰路に寄る事にして道後山へ向かう 岩樋山の裾野を巻いて岩樋山と道後山のコルの位置に出るルート 高低差は殆どない シロヨメナ オオナルコユリ* ツルシキミ*などが顔を見せてくれる ルートは左にカーブする 視界が広がり道後山が見えてくる 振り返ると雲海が見える 花や実は見つけられずコルに出る
 
 コルの左手が岩樋山 右手道後山である 分岐を右にとり道後山へ向かう ここから暫らくは雲海を見る事が出来る 笹原の中のルート 笹には露がつき靴やズボンを濡らす スパッツをつけていなかったのですぐにぐしょぐしょになってしまった まあ仕方がない このルートにはシラタマノキがある 見つけられるか楽しみだ タニウツギ* イヌツゲ*と出会い アカモノやシラタマノキがある場所に出る 目立たないがじっくり探すと白い実をつけているのを見つけた 一度見つけるとあそこにもと見つけられる 何か所か実をつけているのを見つける事が出来た
  
 大池に向かう分岐に出る 分岐を右に折れて草原の中のルートを行く 雲海が良く見える ズームでも撮って楽しむ ルートは草が近く露の攻撃に会うが今更仕方がない ムラサキツメクサ リンドウ ウメバチソウ ノアザミが顔を見せてくれた ウメバチソウは花から実へと変化しているものも見る事が出来た
 
 ルートは低灌木のルートとなり植生が変わる タニウツギ* ウツギ* シロヨメナ クロバナヒキオコシ* ノイバラ* リンドウを見て大池に出る 泥水の中に足首まで埋まるトラブルを経験した場所は相変わらず水が出ている 石の上など慎重にルートを選び無事通過
 
 大池の周辺には残念ながら花らしいものは見られなかった(近づけないので目視でしか確認出来なかったが) 池を左に見てルートを行く ヨモギ ミヤマガマズミ* リンドウ マツムシソウが顔を見せてくれた
 
 低灌木樹林のルートは続く コマユミ* ウツギ* センジョウアザミなどを見てルートを行く 左にカーブして草原ルートの登りとなり山頂を目指す 景観が広がり右手方向に幾重もの山並を伺う事が出来る 雲が出ているがガスから顔を出す大山をなんとか確認する事が出来た 足元にはリンドウ シロヨメナが顔を見せてくれた
 
 分岐を左へ折れ、山頂を目指す 雲間から陽射しが漏れるようになってきた 陽が射すとぐんと明るくなるがすぐ隠れてしまう 草原が広がる緩やかな登り ホソバノヤマハハコが花の形をまだ留めているのを見て山頂に出る 山頂周辺にも見られた
 
 山頂から360度の展望が得られると言えるが前面にはなだらかな広場が広がり その先に山並みという形になる 雲海も伺えるので雲海を背景に記念写真を撮る そして下山する
 
 帰路は岩樋山を経由する 山頂から岩樋山の方角にルートをとりなだらかなアップダウンを行く ノアザミ ガンクビソウに出会う 岩樋山が見えてきて下りの傾斜が少し強くなる 足元に留意しながら右に左に好きなルートを選びながら降りて行く 幾筋もあるようだがいずれ合流する ここでもシラタマノキ*を見つける アキノキリンソウも咲いていた 大池への分岐に出て ここからコルまでは登ってきたルートを降りる コルからは分岐を直進し岩樋山を目指す
 
 リンドウ タニウツギ* コバギボウシ* ホソバノヤマハハコ シラタマノキ* センブリなどを見つけながら山頂に出る 山頂標識には岩樋山1271mと記載されている 道後山は1269mなので2m程高い ここからは360度の景観を楽しめる 
 
 景観を一望し下山する 下山ルートから月見ケ丘駐車場を見る事が出来る 3台車が増えているのが見えた アキノキリンソウ ヤマラッキョう* ヤマツツジなどを見ながら降りて行く ヤマツツジがまだ花の形を残しているのは驚いた ご夫婦連れとすれ違い挨拶を交わす そして分岐A(左岩樋山0.7km 右道後山近道1.7km 地点)に出る あとは登ってきたルートを降りる 
 
 分岐を過ぎたところで男性お一人とすれ違い挨拶を交わす 駐車場で男性お一人と挨拶を交わす 登山靴を脱いでいる時に1台車が入って来られた 隘路ですれ違う事が無くて良かった 車載温度は18℃だった
 
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*1)駐車場入り口の標識
 写真に撮って良く見ると 道後山遊歩道案内図 となんとか判読 その下にも文字がありそうだが判読出来ず
 道後山 岩樋山 休憩所 大池 のイラストがある その先に山があるが大山だろうか
 標識右柱に 登山者の皆様へ 道後山の大切な山野草をみんなで守りましょう 管理者 と書いたもの貼り付け
 左上に山野草の名前のリストがあるが全く判別出来ない
 左柱に ようこそ道後山へ 登山口 NPO法人西条町観光協会 と書いたもの貼り付け


アプローチ
 まだ暗い時間に倉敷を出発する車載温度15℃ 酒津から高梁川沿いを走り 川辺橋 総社大橋と抜けてゆく 豪渓泰橋入口13℃を確認し、信号を左へ曲がり180号を北上する 井倉とンネルを抜けた辺りから山際が見えてくる 日の出の時刻がどんどん遅くなってゆく 井倉13℃ 新見12℃ 新見インターチェンジを過ぎ 高速道の下を抜けたあと三叉路を左折して182へ 新見トンネルを抜け東条へ向かう 恋ヶ窪道の駅付近は霧 いつぞやの前方確認が怪しい程ではなかったものの周辺の景観は勿論伺えない 東条から314に乗る ここに入ると霧は消え青空が覗き陽も射してくる 小奴可に出ると、正面に猫山が見えてくる 猫山スキー場を示す案内を見て右折し猫山へ向かうルートに乗る 猫山登山道入口を過ぎ 183で右折し すぐにまた右折し道後山へ向かう 途中すれ違い困難なところが2ケ所あるが対向車は無く 標高1080mの月見ガ丘駐車場に どなたもおられない 車載温度10℃