道後山



標高 1269m    難易度 ☆     登り106分 下り64分(岩樋山経由)   広島県
倉敷からの距離    129Km        登頂日 2025/05/28    ガイドブック  写真 動画

月見ケ丘駐車場7:36−8:00休憩展望所−8:30コル−8:40分岐−9:00大池−9:17分岐−9:22道後山山頂−9:45コル−9:58岩樋山山頂10:07−10:21展望所−10:35駐車場 

登山 
 今日は道後山(どうごやま1269m)を訪ねる 
 登山支度をして、お隣のご夫婦に行ってきますと声をかけ出発する 駐車場のトイレを確認したら利用可能になっていた 駐車場入口に標識*1)が設置されているが そちらには寄らずすぐに登山道へ向かう 樹林の中を横切るようにして幅広の登山道へ出る 新緑がいい 陽射しを受け心地よい 早速チゴユリ コマユミ キケマン クルマバソウが顔を見せてくれる ミヤマガマズミの花芽を見つける 白い花を咲かせている木を見つけたのでズームで撮る コナシだった オタカラコウが顔を見せてくれるスポットではミツバツチグリ キケマン ウシハコベが顔を見せてくれた
 
 平坦なルートから擬木の階段のあるルートとなり周辺の雰囲気が変わってくる カキドオシ エンレイソウ タチカメバソウ コケイランなど見つける コケイランに出会ったのは久しぶりだ ミヤマガマズミやタンナサワフタギの花芽 ガマズミ*(*は実を意味する)を見つけルートを行くと 休憩展望所に出る 展望所の近くにはクルマバソウ キツネノボタン ムラサキサギゴケが顔を見せてくれた カマツカは花芽を沢山つけていた 今度はオトコヨウゾメが白い花を咲かせていた
 
 ルートを行くとすぐに分岐(分岐Aとする)がある 左岩樋山0.7km 右道後山近道1.7km 岩樋山は帰路に寄る事にして道後山へ向かう 岩樋山の裾野を巻いて岩樋山と道後山のコルの位置に出るルート 高低差は殆どない 新緑が気持ちよく、実に心地よい コマユミ オトコヨウゾメ イワカガミ チゴユリ タンナサワフタギやミヤマカタバミの花芽 コバノガマズミ アズキナシなどを見つける 下を見たり右左の木々を見たり忙しい ルートは左にカーブする 視界が広がり道後山が見えてくる ここでもイワカガミを見つける そして、コルに出る
 
 コルの左手が岩樋山 右手道後山である 分岐を右にとり道後山へ向かう 笹原の中のルート ツルアジサイ サワフタギ ヤマボウシ タニウツギなどが花芽を膨らませているなか コナシが白い花を咲かせていた コナシの花を楽しんでルートを行くとイワカガミ アカモノが顔を見せてくれる アカモノは花芽が多く花はまだ少ない イワカガミが固まって咲いているところもある レンゲツツジ ショウジョウバカマ* ヤマヤナギも見つけた
  
 大池に向かう分岐に出る 分岐を右に折れて草原の中のルートを行く ムラサキサギゴケ キツネノボタン ミツバツチグリが幾つか顔を見せてくれた程度で花は少ない ルートは低灌木のルートとなり植生が変わる アラゲナツハゼタニウツギ ヤマボウシ ミヤマカタバミ ヤブデマリなどの花芽 ヤブデマリ レンゲツツジ コナシ セイヨウタンポポなどを見て大池に出る ここでもコナシが見事に咲いている様子を眼にする
 
 池の周辺には花らしいものは見えなかった 足元に注意しながら水が出ているところを抜けて行く 
 
 低灌木樹林のルートは続く コマユミ ナガバモミジイチゴなどを見てルートを行く 左にカーブして草原ルートの登りとなり山頂を目指す 景観が広がり右手方向に幾重もの山並を伺う事が出来る 大山も薄っすらではあるが見えた 足元にはミツバツチグリ イワカガミ フデリンドウ クルマバソウ タニウツギが咲いていた フデリンドウに出会えたのは嬉しい 分岐を左へ折れる
 
 草原が広がる緩やかな登り 花はほとんど見当たらない 紫色をしたひと固まりを見つける ヒメハギだ ダイセンキスミレも一輪咲いているのを見つけ 山頂に出る 山頂周辺にはムラサキサギゴケが咲いていた 今日は猫山で記念写真を撮ろうとすぐ山頂を後にする
 
 山頂から岩樋山の方角へルートをとりなだらかなアップダウンを行く キツネノボタン ミツバツチグリを見てルートを行く 岩樋山が見えてきて下りの傾斜が少し強くなる 足元に留意しながら右に左に好きなルートを選びながら降りて行く ここにはイワカガミが次から次と顔を見せてくれる 赤が強いピンク色の花に交じって白い花も見られる アカモノは花芽が殆どだ もう少しするとイワカガミに替わってアカモノが賑わうようだ 幾筋もあるようだがいずれ合流する そして 大池への分岐に出る ここからコルまでは登ってきたルートを降りる コルからは分岐を直進し岩樋山を目指す
 
 岩樋山へのルートにも次々と花が顔を見せてくれる ツルアジサイやタニウツギ サワフタギの花芽 コナシ レンゲツツジ ミツバツチグリ ムラサキサギゴケ イワカガミ アカモノなどを見ながら山頂に出る 山頂標識には岩樋山1271mと記載されている 標識の周辺にはダイセンキスミレの葉が一杯 一輪残っているのを見つける イワカガミが固まって咲いていたので道後山を背景にイワカガミを愛でているところをパチリ
 
 記念写真を撮り下山する 下山ルートから月見ケ丘駐車場を見る事が出来る ズームで撮る 駐車している車は随分増えた ルート脇にはイワカガミが咲いており、登山者が写真撮影をしていた 樹林の入り口ではトウグミが咲いているのを見つけた 樹林の中を降りて行く そして分岐A(左岩樋山0.7km 右道後山近道1.7km 地点)に出る あとは登ってきたルートを降りる ここまで十名程の方とすれ違い挨拶を交わす どうやら私とは逆ルートを選ばれるようだ 駐車場はかなりの車 車載温度は18℃だった
 
 この時期この山はイワカガミを楽しめる 広くあちらこちらで出会う事が出来 一番見事なのは 岩樋山から道後山を縦走ルート イワカガミを楽しむのであったら今日の私のルートを逆にとる方が早く楽しめる その替わり それ以降で見つけても ここにも咲いている程度のものになってしまうかも知れない
----------------------------------------------------------------------------------
*1)駐車場入り口の標識
 写真に撮って良く見ると 道後山遊歩道案内図 となんとか判読 その下にも文字がありそうだが判読出来ずない
 道後山 岩樋山 休憩所 大池 のイラストがある その先に山があるが大山だろうか
 標識右柱に 登山者の皆様へ 道後山の大切な山野草をみんなで守りましょう 管理者 と書いたもの貼り付け
 左上に山野草の名前のリストがあるが全く判別出来ない
 左柱に ようこそ道後山へ 登山口 NPO法人西条町観光協会 と書いたもの貼り付け


アプローチ
 明るくなり始めた頃、倉敷を出発する車載温度15℃ 酒津から高梁川沿いを走る 川辺橋 総社大橋と抜けてゆく 豪渓泰橋入口12℃を確認し、信号を左へ曲がり180号を北上する 井倉13℃ 新見13℃ 新見インターチェンジを過ぎ 高速道の下を抜けたあと三叉路を左折して182へ 新見トンネルを抜け東条へ向かう 東条から314に乗る 182の田園ドライブから314は山間ドライブとなり それなりに楽しめる 小奴可に出ると、正面に猫山が見えてくる 猫山スキー場を示す案内を見て右折 猫山へ向かう 猫山登山道入口を過ぎ 183の少し手前で右折し すぐにまた右折し道後山へ向かう 途中すれ違い困難なところがあるが対向車は無く 標高1080mの月見ガ丘駐車場に 駐車場には一台駐車 駐車していた車はキャンピングカーでテーブルや椅子を出し 朝食されていたのか ゆったりした感じ キャンプですか いいですねと声をかける 車載温度計12℃