メインマシンベンチマーク結果

 メインマシン(自作機1)のビデオカード交換前後のベンチマーク比較です。
 測定に使用したベンチマークは次の3つです。
  HDBENCH v3.30
  OpenGL BENCH v1.6.2
  YBENCH 3.04a

 以下の結果比較では,ビデオカードを次のように略記しています。
G550:matrox Millennium G550
AH3450:Asus AH3450/HTP/256M
544:ELSA GLADIAC 544AGP
 さて,気になる結果は以下の通りです。


HDBENCH結果

 画面解像度:1600×1200 32ビット
 ALL整数浮動MemoryRMemoryWMemoryRWDD矩形テキストEllipseBitBltReadWriteCopy
G55028675711688359723388307583468829237642472370008339937329252263
AH3450309607118083622233883193534992142817711364260019746779433892256
54428575686638352823339291743419059516004157040138445816161781511

 さて……どう解釈したものか(笑)
「整数」,「浮動」は,CPUの整数演算,浮動小数点演算ですから,基本的に変化するはずはなし。この程度の違いは誤差範囲でしょう。
 メモリ周りの3つ「MemoryR」,「MemoryW」,「MemoryRW」もほぼ変化なし……HD3450とGF6200で8.65%の変化はちょっと気になりますが。

 さて,肝心の描画周り(「DD」から「BitBlt」)ですが……結構違いがありますね。
 世代的にはG550 → GF6200 → HD3450ではあるのですが,ターゲットとしている層が違うので単純な比較が無理,って感じがします。
 HD3450で試した時にも感じましたが,GPUの使い方が変わって来ているので,古いベンチマークでは計測の意味をなさなくなってきている……のかも知れません。

 それにしても気になるのは,HDD関連の数値(「Read」,「Write」)の結構な変化。
 ビデオカードの性能がHDDアクセスへのボトルネックになっているとは考えにくいんですけど……。
 まぁ,ハードディスクの断片化の状況とかでしょうが。


OpenGL BENCH結果

 ベンチマークのスコアはシリコングラフィックス社の ONYX RealityEngineII を 100.0 としての相対値です。
 項目数がかなり多いので,そのうち一部のみ掲載します。

 画面解像度:1600×1200 32ビット
 3D lines3D points3D wire3D polygon color smooth3D vertex color3D blur3D spot light2D put GL_COPY2D copy GL_COPY2D scaling3D total2D implemented
G550173.05308.59331.64300.68412.2116.22249.899.474.4244.39291.7021.62
AH34501651.204097.233041.152765.143277.371543.902915.51484.47304.482866.032814.95943.96
544100.72199.75199.56199.72200.11296.57199.53218.9713945.122443.76190.684162.27

 え〜っと……G550からHD3450への交換の時は「これだけ数値が向上すれば文句はないぞ。」の一言で済んだわけですが,GF6200の場合は……どう言えばいいのやら(笑)

 まぁ,GF6200はVistaを稼働させるための最低ラインあたりという記憶があるので,それに過剰な期待をするほうが間違いなのかも知れませんが。
 だったらHD3450はどうなのかと言われれば,単純にGPUの世代の違いとか,その辺ではないかとは思いますが。


YBENGH

 このベンチマークは一定の処理を行うのに掛った秒数を計測するので,上の2つのベンチマークとは違って数値が少ないほど高速(高性能)という事になります。

 画面解像度:1600×1200 32ビット
 素数三角関数四角円・楕円三角形テキストスクロールHDD WriteHDD Read
G55017.016.24.413.413.113.3284.017.924.1
AH345017.016.82.532.04.413.7141.416.111.9
54416.816.12.212.42.513.3142.420.244.7

 え〜っと……項目毎の得意不得意が激しいと言う感じはHDBENCHでもしたんですが,それが再確認された感じです。
 個人的に一番気になるのは,やっぱりHDD性能の誤差の範囲とは思えない変化ぶりなんですが(笑)




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最終更新日:2010年 5月22日

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