情報あれこれ(コンピュータ関係)
HDD内容丸ごとのコピー
発端
要するにハードディスクの内容逼迫からです。当然と言えば当然ですが。
ということで,システムドライブ(プライマリ・マスター)の換装を考えたのですが……問題点はシステムドライブの入れ替えなので,単純にファイルをコピーすればよいというものではないということ。
実質,OSの再インストール(とアプリケーションのインストール,アップデート,環境設定)になります。
それは避けたいと考えて思い出したのが,以前VAIOノート(PCG−GRX92G/P)のパーティションサイズの変更をするために購入した『パーティションワークス12』。
その作業をして1ヶ月ほどでOSが不安定化してリカバリをかけたため,未使用状態になっていたので,これを使ってみることにしました。
と決まれば,後はハードディスクドライブを購入してくるだけ。
製品は店頭にあった中から,160GBの適当なものを選択です。
って,パラレルATAの製品市場が縮小しているので,容量くらいしか選びようがないんですが。
今回の製品はHitachi Global Storage製の「HDP725016GLAT80」です。
『パーティションワークス12』インストール
このソフトそのものは,CDから起動しても利用できるのですが,ドライブ名がHDDからOSを起動した時と変化する場合があるやらで,ミス防止のためにインストールして使用することにしました。
インストールそのものは他のWindowsアプリケーションと大きな違いがあるわけでもありません。
ただ,ハードディスクのパーティションを操作するという性質上,インストール前にハードディスクのエラーチェック,デフラグが推奨されています。
ハードディスクのコピー
基本的な使い方に関してはメニューとウィザードが用意されているので,それに従うだけであまり問題はありません。
ハードディスクのコピーに関してもそれは同じです。
もっとも・・・当たり前すぎてマニュアル(付属のガイドブック)にも書いてないことが一つ。
コピー先のハードディスクが接続されていないとコピーできません(笑)
と言うことで,ソフト(パーティションワークス12)をインストールした後,一度電源を切り,コピー先のハードディスクを接続して,再度起動します。
改めてパーティションワークス12を起動し,メニューから「ハードディスクのコピー」を選択します。
コピー元,コピー先のハードディスクを順に指定します。
これもハードディスクの名称やドライブ番号が全て見えているので,まず間違いはしないでしょう。
その後,コピー時のオプションを指定します。
細かいオプションはいくつかありますが,今回はデフォルトのまま,「データをコピーし,ディスクサイズに比例してパーティションサイズを変更します」のオプションはオンにしておきました。
個人的にはそのままの割合よりもCドライブの容量を増やしたい気もしましたが,まぁ,大丈夫だろうと判断して,そのままにしました。
最後に,コピー後の状況(コピー先のハードディスクの容量を全て使うのかどうか)を指定して設定完了です。
ここで一度設定を保存して,改めて「適用」ボタンをクリックすると,今設定した作業(ハードディスクのコピー作業)が実施されます。
が・・・実行時の画面表示はもう少しどーにかならなかったのかという気はします。
プログレスバーが殆ど動かないのを始め,本当に作業が実施されているのかどうかとかなり不安になりました。
内部処理の区切りの問題だろうと推察はできますが,20分くらい経って,急にウィンドウの表示が更新され,それからまた数十分更新なし。というのが2〜3回繰り返され,最終的に2時間ほどでコピー作業は完了しましたが,待ち時間は精神的にきつかったです。
動作確認
シャットダウンをして,ハードディスクをつなぎ替え,そして起動。
つなぎ替えての最初の起動時に,起動ディスクが変わったためかと思いますが,それまでにない表示が一度出ましたが,起動できないわけでもなく実質問題はなし。
そして・・・OSが起動したところで,主要アプリケーションを一通り起動して,触ってみます。
問題なし。と。
やっぱり空き容量の大きいハードディスクは心理的にも楽です。
って,そのうちインストールしっぱなしのゲームで埋まるのは目に見えてますが(笑)
最終更新日:2010年 6月20日