情報あれこれ(同人誌関係)
3.小説を書く時の手順(2)
4.設定の作り方(1)
と言っても,コレというものはありません。
正直を言えば,いつも悩む所ではあります。逆に,それだからこそ,あれこれと頭をひねって考え出すのが楽しいのも事実です。
だいたいの場合,自分のこれまでの経験が参考になります。勿論,その『経験』の中には,これまでに読んだ他の人の作品も含まれますが,だからと言って『盗用』は止めましょう。「著作権法」上の問題もありますが,何より『創作』をやるのなら,それは恥ずべきことです。
まぁ,『参考』と『盗用』の違いについてはここではあれこれと言うことはしませんが(その為のスペースではないので),最低限,作者本人がちゃんとした意識をもっておくべきことではあるでしょう。
勿論,前提となる部分が違っていては意味がないので,著作権について全く知らない,と言うのはどうかと思います。作品を作る以上,「著作権」は身近な問題です。このページを見ている人であれば,インターネットが扱える環境にあるわけですから,少しでも調べてみることをお勧めします。
5.設定の作り方(2)
オリジナルの用語やキャラクターの名前などですが,私の場合は次の様なパターンを使っています。
用語の場合
『英語はよく使われているので,ドイツ語やエスペラント語など,あまり一般の人が知らない言語を使う』
これだけでも,結構雰囲気は変わります。
まぁ……大学で,第2外国語で英語以外を履修している,と言うのであれば,当然その辞書(日=>外,外=>日の両方)を持っているでしょうから,それが利用できますが,改めて購入となると,やっぱり結構な値段しますが……。まぁ,別に最新版でなくてもいいですから,古本屋でも巡ってみて下さい。
キャラクターの名前の場合
・辞書から,雰囲気にあいそうな単語を探し出して使う。
そのまま使う場合もあれば,綴りなどを多少変える場合もあります。時に,設定として「ドイツ語表記にする」という様なことをするのですが,その場合には 発音をそのままにして綴りを変える 場合と, 綴りをそのままにして発音を変える 場合の2つがあります。
これに関しては,完全にフィーリングの問題……ではないでしょうか(笑)。
なお辞書には,英語だけでなく,ドイツ語やエスペラント語も含めて使っています。
・自作のプログラムにより文字列を発生させて使用。
学生時代にふと思いついて,プログラムの練習を兼ねて作ったものです。乱数を利用して,文字列を発生させるプログラムで,1文字から20文字程度くらいまでの単語を生成してくれます。
後はそれを眺めながら,使えそうな単語を探し出して使用します。
6.設定の整理/点検
世界設定など,他の作品と共通設定を使うような場合,新しく追加した設定が,以前の設定と矛盾していないか,と言うことを点検します。
逆に,新しく作った世界であっても,その続編を書いたりする場合に役立つので,ちゃんとやっておいたほうがいいでしょう。特に私みたいに1つの世界設定から3つも4つも話を派生させるような場合は(笑)
なお,ここでいう整理とはそう難しいことではなくて,作った設定の中で,関連する項目ごとにまとめておく,という程度の物です。
一言で言えるほど簡単ではないのも事実ですが……。
要は自分が混乱しなければいい,と割り切りましょう(笑)。