情報あれこれ(コンピュータ関係)
10.パワーアップについて その5


 ここでは,私がこれまでに挑戦してみた,各種のパワーアップ手段と,その結果についてまとめてあります。

注意

 タイトルが赤文字で表記されているものは,メーカー保証外の 改造行為 にあたります。
 このページは,それらの改造を推奨するものではありません。また,改造の成功を保証するものでもありません。
 この記事を参考として改造に挑戦される場合,あくまでも個人責任として行って下さい。


・Xa7へのUIDE−98装着,大容量HDDへの換装

 私の手掛けるパワーアップ記事にしては,珍しく完全にメーカー保証内のパワーアップです。……厳密に言えば,PC本体のCPUがメーカー保証外ですが,それは元に戻せばOKなんで。
 しかし,保証内は保証内でも,やっぱり簡単にいかないのはいつもの通り(笑)
 今回の問題点は,起動用HDDの交換がからむということ。
 使用しているOSが,Windows−NT4.0のため,Xt13のHDD交換の様に単純にUIDE−98をセットしてからHDDをフォーマットしてコピーすればよいというものではなく,結論からいえば全環境の再インストール(&再構築)が必要になるということです。

 ただ……このマシンの稼働率はかなり高いため(家庭内LANのサーバーなんだから当然),必要なデータの退避は勿論,作業の為の時間(細切れではなく,一気に作業できるだけの時間)が結構必要なのがネックだったんですが,何とかその時間が確保できそうだったので,とりかかりました。
 値段や容量などを考慮して,Seagateの「ST320413A」を購入しました。スペックは20.4GB,5400rpmのUltraATA/100ドライブです。
 もうちょっと出して,30GB,7200rpmでもよかったんですが,適当な物がなかったので……。まぁ,使い道からすれば充分だと思います。
 とゆーことで,作業を始めたんですが…………何故と思うくらいトラブルが多発しました…………。
 原因が分かれば何と言うことはなかったんですけどね。分かるまでが長かったもので……。

以下長文です。ご注意下さい。
「手順」
:データのバックアップ
 まぁ,当たり前のことですね。
 とか言いながら,今回は途中まで作業(分解)してからバックアップを取っていないデータがあることに気づいて,やり直すはめになりましたけど……。
 推定ロス時間約1時間(T_T)
:HDD取り外し,追加デバイスの取り外し
 HDDの接続が,内蔵インターフェースからUIDE−98となるので,本体との接続ケーブルを取り外します。
 また,OSの再インストールに備えて,不要なドライバの組み込み抑制のため,全ての追加デバイス(LANボード,SCSIボード類)を取り外しました。
 なお,取り外した古いHDDは,万が一の事故に備えて,そのまま保管しておきます。
:UIDE−98取り付け,HDD・CD−ROM接続
 マニュアルにしたがって,UIDE−98をPCIバスに取り付けます。
 それから,内蔵HDDとCD−ROMを(ジャンパーピンの確認をした上で)それぞれプライマリ,セカンダリコネクタに接続します。
:OSのインストール
 Windows−NTのインストールを行います。
 この時,セットアップメニューから内蔵HDDを使用しない設定にして,本体のハードディスクコントローラーをオフに(割り込みレベルの節約(笑)。
 UIDE−98については,セットアップの初期段階(大容量記憶装置の検出の時点)でドライバを組み込めば,後は問題なくすすめられます。
:LANボード,SCSIボードの取り付け,設定
 勿論,一度に全部を取り付けることはできませんから,1つずつ順に取り付けて,ドライバを組み込んで,動作確認をしていきます。
:サービスパック6aの適用
 2000年問題やらバグフィックスやら色々とあるので,最新のサービスパックを適用しておきます(雑誌付録のCD−ROMを利用)。
 OSのインストール完了直後にやらないのは,SCSIやLAN関係など,必要なドライバが全て組み込まれた状態でないと,更新が行われないからです。
:アプリケーションインストール,カスタマイズ
 サーバー関係や,管理に必要なものなど,アプリケーションを順次インストールして動作確認,および,カスタマイズをしていきます。

「結果」
 とまぁ……この手順そのものは間違いもないはず……だったんですが………………。
 実際には,トラブルが多発しました。

 発生したトラブル内容。
   ・内蔵CD−ROMのトラブルと,それに起因するOSインストールの失敗。
・OSの不完全なインストールによる(と推察される),システム全体の不安定さ(異状終了の多発)。
・内蔵CD−ROMの代替のための,SCSI導入時のコンフリクト(リソース競合)。
・OSのセットアップミス(必要な機能のインストール忘れ)による,アプリケーションの動作不良。
・NTのアカウント設定手順のミスによる,クライアントからのアクセス障害。
・OSの異状終了の多発。
 要するに,これが一番の難物……なんたって,原因不明。

 ………………なんつーか…………これでもかってーくらいに多発していますね。

 なお,原因不明だった,OS異常終了の多発については,原因の推定がつきました。
 PC本体(のどこかのパーツ)が,UIDE−98導入後の構成下で,ベースクロック66MHzの動作に堪え切れなかったことが原因のようです。
 推定根拠は,ベースクロックを下げたら安定したからです(笑)

「作業経過」
4月22日(日曜日)
 分解作業開始後にバックアップし忘れの重要データの存在を思い出し,再度組み立ててバックアップ。約1時間のロス。
 OS(Windows−NT)インストール。
 UIDE−98の認識に関しては一切問題なし。
 が,OSインストール中(完了間際)に,OSの異常終了が発生。DOSテキスト画面になって,メモリのダンプリストが表示されるというもの。
 ↓こんな感じ。
WindowsNTエラー画面イメージ
 再起動後は一見して問題なく動作していたように見えたので,そのまま作業を続けたのですが,CD−ROMへのアクセス時にトラブルが多発。症状は,アプリケーションなどインストール後,CD−ROMを取り出すと,ほぼ100%の再現性でOSが異常終了するというもの。症状は前述の通り。
 何とか1通りのアプリケーションをインストール完了。
 ただし,サーバーとして動作させたいメインのアプリケーションが正常起動せず……(-_-)

4月23日(月曜日)
 サービスパックなど順次適用してみるが,CD−ROMトラブル,アプリケーショントラブルともに症状の改善は見られず。
 一切,原因の見当がつかず。

4月24日(火曜日)
 改めて考えてみるに,OSインストールの最後で発生したトラブルにより,OSそのものが不完全になっているのが原因と思われるので(もっと早くに気付けって……),再インストールを決定。
 ただ,内蔵CD−ROMを利用するとトラブルが再現される恐れがあったので,SCSIのCD−ROM経由でのインストールを選択。
 ところが,SCSIボード(PC−9801−92)と,UIDE−98を同時にセットするとPC本体が起動せず(メモリカウント終了後そのまま停止)。
 原因はコンフリクト(リソースの競合)。
 今回は両者の利用しているROM−BIOSアドレスが重なっていたことが原因。ただ,SCSIボードの側がプラグ&プレイに対応していなかったことも,UIDE−98の側で対応できなかった理由の1つ。
 PCIセットアップディスクを利用して,SCSIボード側のリソース(割り込みレベルとROM−BIOSアドレス)を予約すればいいということはすぐに思い当たったものの……Xaが中古購入で附属品が一切なかったのが,問題といえば問題。
 これは,Xt13のものをコピーして使用することで何とか対応。
 ところが……SCSIボード(PC−9801−92)が友人からの借り物で,しかもその友人も中古での入手なのでマニュアルがなく,ROM−BIOSのアドレスが不明(開始アドレスは一般的なDC000と分かったものの,範囲が不明のため,どこまで予約すればいいか分らなかった)。
 幸い,PC−9801−92の同等品である,PC−9821A−E10が手元にあり,こちらはマニュアルも揃っていたので,そのマニュアル記載のアドレスが使えるのではないかと推察して指定してみたたところ,無事動作。
 これにより,OSのインストールは無事終了。
 ただ……この段階で,下手にカスタムセットアップをして,機能を限定しておいたのが……別のトラブルの原因となっていたようである(泣笑)
 サービスパック3,IE4.01sp1,オプションパック4,Y2K問題解決パッチを順次適用。
 サーバー用メインアプリケーションをインストールするも,またも動作せず(T_T)
 アプリケーションのメーカーHP(サポート情報)で確認してみたが,該当するものが見つからず。一応,エラー番号とその原因,対応方法の一覧はあったのだが,エラー番号すら表示されないのでは(「起動中にエラーが発生しました」というそっけないダイアログが表示されるだけ),使いようもなかった。
 代わりに(?)掲示板を見つけたので,そこに症状を書き込む。

4月25日(水曜日)
 メーカーHPの掲示板にレスあり。
 それに従って操作したところ,エラー情報が確認できた。
 「RASAPI32.DLL」が存在しない,又は不正であるということらしい。
 ので,単純にこのファイルをインストールすればよいのだろうと,サービスパックのCD−ROMからSYSTEM32フォルダへコピー。結果的にはそれでよかった様である。
 ところが,今度は別のDLLが存在しないというエラー。
 又,そのファイル探してをコピー。
 と言うことを,2〜3度繰り返すが,最終的にDLLの初期化エラーが発生。お手上げ状態。
 それらのDLLのファイル名から,RAS(Remote Access Survice)機能関連が不足しているらしいというところまではすぐに推察がついたものの,それが具体的にどんな名称で実装されているのかが分からず,お手上げ状態。
 幸い,友人に電話で相談したところ,「ダイヤルアップ関係で不足があるのだろう」との指摘を受け,その機能を追加セットアップしたところ無事に動作。
 その後,サービスパック6aを適用。

4月26日(木曜日)
 NTのアカウント設定。ファイルサーバーとしても利用しているので,他のマシン(クライアント)からのアクセスを受け付けるために適宜設定する。
 ところが……その直後に他のマシンからアクセスしようとしたら,アクセスできない……。
 ネットワークコンピュータで,Xaのアイコンは表示されるのだが,それを開こうとするとパスワードを要求され,設定したパスワードを入力しても受け付けてもらえない……。
 ちなみに,逆(Xaから,クライアントの共有フォルダへのアクセス)は全く問題なし。
 結論から言えば,Xaの側で,設定したアカウントで一度ログオンしてユーザープロファイルをきちんと作成しておかないとダメだったと言うことのようである。
 その後,IE5.5sp1,ファイル管理ソフト,エディタ,日本語入力IMEなどを順次インストール。
 よーやく,HDD換装前の状況がほぼ復旧できたと言う感じである。

4月27日(金曜日)
 1区切りが付いて……一安心はしていたのだ。
 のだが………………件の異状終了のエラーが何度か発生。
 ……全くもって,原因不明である。

4月28日(土曜日)
 安定性のテストとして,大容量のファイルのダウンロードを実行。
 CATV回線による定額常時接続環境ならではの荒技だとは思うが,長時間連続した負荷をかけるのに,他に適当な方法を思いつかなかったので……。
 ネタは,IE5.5sp1のセットアップファイル全てをダウンロードするというもの。
 しかし………………3時間程度がいいところ……。
 ひどい時には,再起動して,ダウンロード開始から10分か20分程度でコケた。
 さすがに我慢の限界を越えたので,ここまで。

4月29日(日曜日)
 ふと思いついて,常用しているファイル管理ユーティリティ『GF95 Advanced Ver2.0』を一切起動せずに作業をしてみる。
 今現在利用しているソフトの中で,これだけがマスターディスクからインストールしたままで,メーカー公開の修正差分をいっさいあてていないのだ。まぁ……本当にそれが原因かどうかはわからないのだが,試せるものは何でも試すっつーことで。
 普段常用しているだけに,それなしでの作業は結構しんどい。が,取りあえず安定性のテスト(前日同様の大量ファイルダウンロード)を実行。
 と……何とか,6〜7時間に渡って問題なく連続動作している。
 一安心。
 と思うのはやっぱり早かった(T_T)
 またも,トラブル発生。症状はこれまで通りの異状終了。
 念の為ということで,PCIバスに装着している2本のボード(UIDE−98,LGY−PCI−TXL)のスロットを入れ替えてみる。
 すると…………何ィィ!!! LGY−PCI−TXLを認識しない!!!!
 ってぇ〜ことはぁ〜〜〜〜,つまりぃ〜〜〜〜〜PCIバスのトラブル!?!?!?!?
 Xaを購入後,これまでは2本あるPCIバスのうち,1番しか使っていなかった(LGY−PCI−TXL)ので,2番のPCIスロットの状態がどうかなど考えたこともなかったわけなんですね。当然使えるものと考えていた。と。
 ところが,これまで1番のスロットで正常に認識されていたLGY−PCI−TXLが,2番のスロットになった途端に認識しないっツーのは……PCIバスに問題がある。と……。
 問題があるバスに装着したボードが,安定動作するわけがないよなぁ……。と,納得。
 2本あるPCIスロットの1本が事実上使えないわけだが,まぁ……それならそれでいいや。
 とゆーことで,PCIバスでのLANボードの使用を諦め,Cバスに2枚差しすることに。
 ただ,同じメーカーのLANボードの2枚差しは,結構トラブルの原因になりやすいので,友人から余っているLogitecのLANボードを借りて装着することに。
 ……その前に,メーカーのHPでNTへの対応は確認。&最新版のドライバのダウンロードも勿論しておきました。
 しかし…………結果から言えば,ダメでした。インストールは正常に終了したのですが,サーバー用アプリケーションの動作が不安定になってしまったのでは…………意味がない。
 とゆーことで,手順がややこしいのは承知の上で,手持ちのLANボードをもう1枚装着することに。
 リソースの確保と,割り当て設定に少々手間が掛りましたが(プラグ&プレイ設定情報のリセット&再設定,ソフトウェアディップスイッチの再設定,内蔵サウンドの割り込み変更などが結果として必要だった),取りあえず作業は完了。
 その後……問題なく使用できているように見えたのですが………………。
 そして,今日はそろそろ終わりにして寝ようかと思いだした23時頃。
 今日1日の全ての苦労をあざ笑うかのように,目の前に件のエラー画面が……………………。
 も,今日はパス。後は明日以降。

4月30日(月曜日)
 取りあえず,せめてサーバーとしての安定性だけでも復旧させよう + UIDE−98を起動デバイスとして利用しない設定にしてみたらどうなるか ということで,UIDE−98導入前に使用していたハードディスクを取りだし,環境の復旧を試みる。
 が…………以前利用していたSCSIボード(LHA−301A)を,友人に返却してしまっていることに気付く。
 まぁ,SCSIデバイスとしては,外付けのMOドライブしか使用していないのだから,大丈夫だろうということで,作業を続けたが,プラグ&プレイBIOS回りのデータやらなにやらがかなり変わってしまっている関係だろうと思うが,うまく起動しない。
 ……仕方なく,不安定さを承知で環境再構築。
 ……ところが,今日は程々安定。
 昼ごろから6〜7時間程度の連続動作が確認された。
 のだが,夜に入ってから数度異状終了発生。
 トラブルを起こしている(と思われる)モジュールは,何種類確認されているが,同じものが連続することはあまりないようだ。
 しかし……何が原因なのか,未だに不明。

5月1日(火曜日)〜4日(金曜日)
 ハッキリ言って,全く進展なし。
 この4日間の間にやったこと
・PCIバス,Cバスの接触不良チェック
 つまり,UIDE−98,LGY−98J−T,PC−9801−92全てを一旦取り外してから差し直す。
・内部配線の再点検
 UIDE−98と内蔵HDDの間のケーブルがちゃんとささっているかどうか。

・『どるこむ』掲示板の過去ログ検索,及び書き込み
 PC−98ユーザーの,しかも上級者たちが集う場所として有名な『どるこむ』なら,情報があるかも。と思って覗いてみる。
 が,過去ログの検索結果(「Windows NT」での結果は500件余り)は思わしくなく,結局掲示板に新規書き込み。
 さすがと言うか何と言うか,1日で3件ものレスあり。

5月6日(日曜日)
 動作確認中,ふとCPU回りに手が触れた時の事。
 プロセッサ本体は触れないほどに熱かったのに,ヒートシンクは殆ど熱をもっていなかった。
 もしかして,放熱がうまくいっていない? それで熱暴走してるのか?
 と言うことが気になったので,そのあたりの対策です。
 ベースクロックを66MHzから50MHzにもどしました。
 CPUの動作クロックは233MHzから175MHzになってますが,まぁ,サーバーとしてはそれほど負荷の高いことをさせていないので,問題はないんですが。
 とはいっても,Pentium100MHzでも症状が発生していたので,これが原因である可能性は低いんですが……。

5月7日(月曜日)
 とりあえず,一晩連続稼動させてみたが,何と無く大丈夫そうな気配。
 午前中,時間が取れたのでマイクロソフトのサポートに電話してみる。
 が……ハッキリ言って収穫は……殆どなし。
 唯一の収穫は,多発しているエラー(ストップエラー)が,主にハードウェア回りのトラブルで発生するたぐいの物が殆どだということが分ったこと。
 エラーメッセージの最後に表示されている指示(Restart and set the〜)についてもどこのオプションをどうすればいいのかは教えてもらえたが,確認したところ,インストール時の初期設定で既にそうなっていたので,事実上無意味というか……。

5月8日(火曜日)
 7日の晩から,安定性確認の為,長時間連続稼動させてみる。
 …………しっかりキッパリと,イヤになるくらいアッサリと安定稼動しています。
 7日〜8日にかけて,24時間以上の連続稼動にもしっかり堪えています。
 どうも,CPUの熱暴走というよりも,各部パーツのマージンの問題……だったということなのでしょう。
 UIDE−98導入以前の構成では,何とかそのマージンの中に収まっていたけれど,今回挑戦した構成ではそのマージンの中に収まらなかった。のだと考えています。
 そう考えれば,主にハードウェア関係が原因のストップエラーばかり起きていたということも,納得はできますから……。
 まぁ,とりあえず,最善……とは言えないかもしれませんが,とりあえず最大の目標である「UIDE−98(と大容量HDD)の導入」が,最低限の条件である「安定動作」の上で達成されたと言えますので,以上をもって『導入成功』ということにします。

 勿論,どうせなら少しでも反応が早い方がいいので,悪足掻きはまだ続きますけどね。
 ベースクロック60MHzでの動作チェックとか,本来目標としていた構成(PCIバスのLANボード使用)とか……。
 それは,又後日に。

5月12日
 試しに,ベースクロックを60MHzに設定してみる。
 Xa導入直後のベースクロックアップ改造時の参考資料(98マガジン)を引き摺り出して来て,それを見ながら………………おや?記事の内容と,マザーボードに印刷されている内容に食い違いが……。
 2つあるジャンパーピンの配列が……記事とマザーボードの印刷では逆になっているような…………。
 まぁいい。間違えても33MHz動作になるだけだ(笑)
 っつーことで,マザーボードの側を信じてジャンパーピン設定。
 …………逆でした(爆笑)

 というマイナートラブルはあったものの,無事にベースクロック60MHzで安定動作しています。
 なお,これにより,CPUクロックは60×3.5=210MHzとなっています。


「その他」
 4月26日の比較的安定動作していた時(ベースクロック66MHzの頃です)に,HDBENCHを利用して,ハードディスクのベンチマークを測定してみました。
 その結果と,以前の比較です。

・導入前(本体内蔵インターフェース,CONNER製CFS1275A)
READ : 2019KB/秒
WRITE: 1815KB/秒
・導入後(UIDE−98,Seagate製ST320413A)
READ : 6895KB/秒
WRITE:12897KB/秒
 READで3.4倍,WRITEで7.1倍の高速化です。
 ドライブ自体がUltraATA/100なのに,インターフェースがUltraATA/33なので,それがボトルネックになっている可能性はありますが,この段階で既に体感できるほどの速度向上になっているので,気にはなりません。
 それに加えて,以前のドライブよりも静かになったので,夜間の運用ではありがたいです。
 ただ…………WRITEの性能に比べて,READの性能が…………異常なくらい低いのはなぜなんでしょう。
 ひょっとして,件のトラブルのせい……かな?
 普通,READの方が早いんですよね。で,現在の数値は…………。先頭に"1"が付くんなら,納得もできるんですが……いったい……どーしたんでしょう。

「おまけ」
 以前,UIDE−98のアクセスランプ用端子に,先日の大阪日本橋行きで購入していた赤色LEDを取り付けました。
 実を言えば,先月末から,以前Xt13でのUIDE−66導入時に購入していたLEDの余り(赤色)をそのまま使っていたんですが,輝度が低くて視認性が悪かったので交換しました。
 やっぱり,輝度が高いと見やすいです。


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