情報あれこれ(コンピュータ関連)
VAIO内蔵HDD交換
発端(のようなもの)
発端と言うほど大したものではありませんが,VAIO(PCG−GRX92G/P)の内蔵ハードディスクドライブ(以下,HDD)が故障を起こしたのが切っ掛けなのは事実です。
KNOPPIXでVAIOそのものは起動するのですが,内蔵HDDにアクセスができません。
取り出して,USB変換コネクタ(裸族の頭)で接続してみても,ドライブのルートにあるフォルダやファイルは見えますが,実際にそれをコピーしようとするとエラーが出ます。
ということで,内蔵HDD(と,その中のデータ)はあきらめて,交換する事にしました。まぁ,データに関しては最低限のバックアップはとれているからいいんですが。
製品選択
2.5インチのパラレルATA接続のHDDであれば,さほど問題はないようです。
大きさ(厚み)に関しては注意が必要だとは思いますが,一番簡単なのは現物を店頭に持ち込んで合わせてみる事かと(笑)
元の容量が60GBなので,60GB以上の製品から探す事にしましたが,あまり容量が大きすぎても・・・という気はします。
いや,つい先日ビデオ編集にかり出されたばかりですけどね。
回転速度,キャッシュ容量などを総合的に判断して,今回は次の製品にしました。
Seagate製ST980815A
80GB,5400rpm,キャッシュ8MBの製品です。
交換手順
1:取り外し
本体底部のネジを1本外して,横のスライドを「UNLOCK」にするだけで,HDDを取り付けてあるフレームを取り外す事ができます。
その後,フレームからHDDを取り外すのは,4本のネジを外すだけです。
2:HDD取り付け
取り外しと逆の手順で,HDDをフレームにネジ止め → フレームを本体にセットしてネジ止め。で完了です。
リカバリ
HDDを交換してしまっているので,最初のリカバリCDをセットするタイミングはマニュアル部分からの読み替えが必要ですが,それ以外は全く問題がありません。
嬉しいことに,HDDの容量が大きくなった分もリカバリディスクの段階でしっかり認識してくれています。もちろん,それが原因でエラーになる事もありません。
作業開始からざっと2時間ほどで,HDD交換〜OSとアプリケーションのリカバリまでが完了しました。
サービスパックの適用やWindowsUpdate(と言うか,最近はMicrosoftUpdate)の適用に掛る時間はまた別ですが……。
最後に
今回はかなり簡単に作業が終了しました。
これを修理に出していたら・・・そもそも中古だから保証もないわけで,部品(HDD)代,作業手数料などでどれほどになった事か。
ついでに言えば,HDD容量は元と同じ60GBのままだったでしょうし,修理に出してから帰ってくるまでの日数もどれほど掛かったか定かではありません。
リカバリ後の作業(サービスパック適用やアプリケーションのインストール,環境設定など)で土日が潰れた分とのバランスはどうかという気もしますが,その作業分はどちらにしても必要だった事を考えると,まぁ,安く済んだ上にHDDの容量が増えたので良かったかな。と言うところです。
最終更新日:2009年12月26日