八王寺内科クリニックホームページ

@インフルエンザ
Aシルガード9
B肺炎球菌ワクチン
C三種混合DPT
D二種混合DT
EBCG
Fポリオ
G日本脳炎
HMRワクチン
I流行性耳下腺炎
J水痘
KHibワクチン]
Lプレベナー
MA型肝炎ワクチン
NB型肝炎ワクチン
O狂犬病
P破傷風単独
Qロタリックス(ロタウイルス)、ロタテック
Rアレックスビー


予防接種:原則電話で予約をお願いします。

@インフルエンザの予防接種

2021年10月からインフルエンザの予防接種を開始しています。

Aシルガード9
子宮頸がんの予防のためのワクチンです。
シルガード9はHPV6,11、16、18、31,33,  45,52,58型の性行為によるウイルス感染を防ぎ、子宮頸がんとその前がん病変、上皮内腫瘍、膣上皮内腫瘍、尖圭コンジローマの発症を予防します。
小学校6年から高校1年生相当の女性が接種対象です。
海外では、12歳前後の小児に接種することが推奨されています。
肩に筋肉注射します・
初回接種、2ヶ月後、6ヶ月後の3回接種
※日本では、年間約15000人が子宮頸がんに罹患し、罹患率は。20〜30代で急増します。このワクチンは、子宮がんの発症リスクを大幅に低下させます。
※現在2025年3月末までに3回目までの接種を行う必要がありますが、対象年齢が1997年から2007年生まれの女性にも公費で接種できます。
3回目を期間内接種完了するためには、2024年9月までに初回接種を開始する必要があります。


B成人用の肺炎球菌ワクチン(自費)

免疫不全の患者さん、65歳以上の患者さんの肺炎のリスクを軽減します。一生で1回のみの接種しか認められていませんでしたが、H21.11月2回目接種が可能となりました。
1回投与すると5年は、効果が持続します。人によってもう少し長い期間効果続くと考えられています。予約が必要です。
H24.4月以降は、倉敷市在住の70歳に到達する方のみが一部公費補助のが対象になります。

C四種混合ワクチン(公費による無料接種)

破傷風、ジフテリア、百日咳、ポリオ
生後3ヶ月〜90ヶ月未満
T期は、3〜8週空けて3回投与します。
T期の追加接種:T期の3回目の終了後12ヶ月〜18ヶ月あける.
※三種混合ワクチンは、4手で代用ができない場合、入荷可能かどうか確認に1から2週間くらい必要です。
D二種混合(公費による無料接種

11歳〜13歳未満:
この年齢の投与量0.1mlと少量です。予防注射の多くは0.5ml投与することが多いのですが、二種混合のみ1回0.1ml用の製剤と0.5mlの製材が販売されております。投薬間違いを防ぐため0.1ml製剤のみを採用しています。

EBCG(公費による無料接種)

結核の予防のために行います。生後5ヶ月〜8ヶ月の間に接種します。平成25年4月より投与時期が変更されています。
三ヶ月検診のときに同時実施しています。

Fポリオ(公費による無料接種):不活化ワクチン 

生後3ヶ月〜90カ月
不活化ポリオの公費接種の開始を9月1日より開始します。
4回接種です。
※現在は四種混合ワクチンとして実施しています。
ポリオ単独が必要な方は事前に電話でお問合わせてください。


G日本脳炎(公費による無料接種)
T期:生後6ヶ月〜90ヶ月、標準的には3歳で接種します。
1回目と2回目(1〜4週空けて)
T期の追加:T期2回目終了後おおむね1年
U期9歳〜13歳未満
U期のワクチン接種もH22.8月末より可能になりました。

□日本脳炎の予防接種

現在日本脳炎ワクチン(改良型のワクチン)に変更されています。9歳〜13歳未満の方は、国の政策で日本脳炎の投与が受けられなかった救済措置として公費接種が認められましたので希望者は御相談ください。平成7年4月2日生まれから平成19年4月1日生まれの方で、接種時に20歳未満であれば受けていない回数が接種できる。
平成23年5月26日より

□特例対象者

平成7年6月1日から平成19年4月1日の間に生まれたものに対する日本脳炎の定期予防接種について対象年齢を4歳以上20歳未満となりました。1期2期の回数不足分(最大4回)2期の接種は1期の接種を終了した9歳以上の方が対象となります。

注意事項

第2回目の接種は、第2回目の接種後1から4週の間隔で投与

第3回目の接種は、第2回目の接種から後おおむね1年を経過した時期に接種

第4回目の接種は、第3回目の接種から1週間以上空けて投与する。

HMRワクチン(はしかと風疹)(公費による無料接種)

T期:生後12ヶ月〜24ヶ月未満
U期就学前の4月から3月が対象となります。

現在どの年齢も2回接種する為に4つの投与時期があります。H25.4月よりT期とU期のみになりました。

平成23年5月20日から平成24年3月31日までの間、高校2年生相当の年齢の方の接種が可能となった。高校2年で海外に出かける方は、早めに接種しましょう。

I流行性耳下腺炎(自費)

J水痘の予防接種が公費になります。H26.10.1より

生後12ヶ月から36ヶ月が適応

12ヶ月から15ヶ月に初回接種をして、追加接種は初回接種終了後6ヶ月から12ヶ月に至るまでの間隔で実施

経過措置:3歳から5歳(6歳未満)で1回のみ(期間は平成27年3月まで)


KHib(ヒブ)ワクチン(自費)

髄膜炎は、1才未満の死亡原因の30%を占めています。現在日本では、アクトヒブ:乾燥ヘモフィルスb型ワクチン(破傷風トキソイド結合体)は、H21年1月より出荷が開始されました。
予約にて実施しております.
H23.1月現在4歳以下で公費による無料接種が可能となりました。
投与量年齢に関係なく1回0.5mg皮下投与         1)標準投与:2ヶ月から7ヶ月に投与開始する場合:
4から8週間隔に3回と初回投与より1年後に1回       
2)7ヶ月から12ヶ月未満に投与する場合:
4から8週間隔2回と初回投与より1年後に1回 
3)1才から5才未満の場合:1回投与です。
不活化ワクチンです。他のワクチン接種まで1週間空ける。
※年齢が上がると髄膜炎のリスクが低下してくるのでワクチンの必要な回数が少なくなります。より低年齢で早期に投与することが大切です。生後3か月くらいから三種混合と同時に3回接種して1年後に1回接種することがお勧めです。
三種混合とヒブワクチンとプレベナーは、3剤同時接種が認められています.2剤同時接種も可能です。

Lプレベナー7価(小児用の肺炎球菌予防接種)

H22.2.24発売となりました。
小児の重い肺炎球菌感染症に有効です。髄膜炎、敗血症、肺炎などの発症を抑える効果があります。
プレベナーを定期的予防接種を導入したアメリカでは肺炎球菌による感染症が94%減少したと報告されております。
世界16カ国で定期的予防接種として接種されております。
現在84カ国で認可されております。
H23年1月現在4歳以下の年齢で無料接種が可能となりました。
追伸2013年11月よりプレベナー13価へ変更になりました。
□対象2ヶ月以上10歳未満
初回接種が2ヶ月〜7ヶ月未満4週間以上の間隔で3回、12から15カ月齢に追加免疫
□初回投与が7ヶ月以上12ヶ月未満(11ヶ月まで)
初回接種が2回投与で追加投与は2回目終了後に60日以上間隔をあけてしかも12か月齢後に接種
□12カ月齢以上24カ月齢未満
1回目は12〜23カ月齢、2回目は60日以上間隔で投与
□24ヶ月以上10歳未満:1回接種のみ
※投与の目的、小児の髄膜炎の原因の30%を占める肺炎球菌の予防、肺炎、敗血症の予防
三種混合ワクチン、Hibワクチンとベレベナーの3つのワクチンを同時に接種ができます。
※7価のプレべナーを投与した患者さんで6歳未満の方は13価のプレベナーの1回の追加投与が推奨されています。ただし自費投与となります。
MA型肝炎ワクチン

東南アジア、中南米、アフリカなど海外へ旅行される方におすすめです。

NB型肝炎ワクチン

医療関係者、母子感染の予防など
生後2ヶ月から投与1回目4週間後に2回目
さらに20から24週後に3回目を投与します。
自費になります。この時期に投与すると終生免疫を得られると考えられています。
9才くらいまでに投与すれば効率よく抗体が上がります。
H25年3月よりワクチンの確保のめどがたち予約をお受けできます。ヒブ、プレベナー、4腫混合などとの同時接種も実施しています。

O狂犬病

WHOが定める流行地域へ旅行以外で長期に滞在する方が対象となります。広島の検疫所のホームページで当院が接種可能な推薦医療機関となっております。
対象国:中国、フィリピン、インドネシア、バリ島など

P破傷風単独

裸足で農作業を行われる方など

Qロタウイルス胃腸炎のワクチン

ロタテック
ロタリックスは、H24.7月20日発売になりました。ロタウイルス胃腸炎の発症を予防します。生後6週から接種でき、4週間以上の間隔を空けて3回接種します。生後6ヶ月以内に投与を完了する必要があります。
脱水の進行や痙攣が見られたり重症化のための入院などを防ぎます。小児の急性脳炎の原因の4%を占めます。是非投与しておきたいワクチンです。経口の生ワクチンになります。自費になります。電話で予約をお受けします。
Rアレックスビー
RSウイルス感染の予防ワクチン
RSウイルスは、細菌感染と混合感染を起こすと、肺炎での死亡率が高くなるためワクチン接種が必要です。特に呼吸器疾患のある方で高齢者の方対象



ロタウイルス感染症(自費)
1月〜4月にかけて流行
生後6ヶ月から2歳の乳幼児が多く小児ほど重症化しやすい。5歳までにほぼ100%罹患する。ウイルスのサブタイプがあり数回罹患することもわかっています。
症状は、軽症の下痢で治ることもあれば嘔吐と下痢を繰り返すことで脱水に至り入院して点滴をする必要が生じます。また脳炎を併発してけいれんなどを起こす症例もあります。
生後6週間からワクチンを接種しましょう。生ワクチンなので投与後1ヶ月は他のワクチンの接種ができません。投与スケジュールについては、当院でご相談ください。